建物の印象を左右するエクステリアですが、放置していると汚れが蓄積して劣化も早まります。定期的な掃除が大切だとわかっていても、どのように手入れをして良いかわからない方も多いのではないでしょうか？そこで本記事では、エクステリアのお手入れ方法を場所別に解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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エクステリアが汚れる原因

ここでは、エクステリアが汚れる主な原因をお伝えします。

玄関ドア

玄関ドアは、土足のまま頻繁に通る場所なので、ゴミやホコリ、花粉、ペットの毛や髪の毛などが溜まりやすい場所です。靴の底が汚ないまま玄関に入ることで、これらの汚れを運び込んでしまいます。またドアノブも、触れる機会が多いポイントで、手垢などが付着している可能性があります。

外壁

外壁は、常に外気や雨風にさらされているため、ホコリやちりが付着します。他にも、カビやコケ、雨だれの跡やサビなどにより、外壁が汚れることもあるため注意しましょう。雨により、汚れが洗い流されることもありますが、雨の当たる場所は均一ではないため、汚れにムラが発生することがあります。

ウッドデッキやカーポート

ウッドデッキやカーポートは屋外にあるため、ホコリやちり、落ち葉などが風に乗って飛んできます。また、ウッドデッキにおいては、プランターの土がこぼれたり、飲み物や食べ物がこぼれたりした際にも汚れが蓄積するため、お手入れが欠かせません。

玄関ドアのお手入れ方法

玄関ドアはきれいにしておかないと家全体の印象が悪くなってしまうため、こまめなお手入れが必要です。どのような素材であっても、水洗いで手入れをしましょう。お手入れの手順は、以下の通りです。

1. ドア全体を水拭きして、砂やホコリなどの汚れを落としましょう。
2. 頑固な汚れは、中性洗剤を薄めたものを柔らかい布に含ませ、軽く擦ります。
3. 水でよく流して、乾拭きをしましょう。

ドアノブの接合部やドアの隙間などの細かい場所は、綿棒や歯ブラシを使って汚れをかき出してください。

外壁のお手入れ方法

外壁は、汚れが蓄積する前に落としておくことが大切です。外壁のお手入れは、以下のような手順で行います。

1. ホースを使い、上から下に向けて水をかけ、大まかな汚れを落としましょう。
2. 外壁専用の洗剤と、柔らかいスポンジやブラシを使って汚れを擦ります。
3. 仕上げに、外壁洗剤を水で洗い流してください。

防汚加工が施してあれば、水で流すだけでも簡単に汚れを落とすことができます。

郵便ポストのお手入れ方法

郵便ポストの中は、意外と汚れやすい場所です。郵便ポストのお手入れ方法は、以下の通りです。

1. まずは、ポストの底に溜まった砂埃を小さなほうきなどを使って取り除きましょう。
2. ポストの内部と外側を水拭きした後に、柔らかいクロスで乾拭きして乾燥させます。

汚れが気になる場合は、食品用のラップなどをポストの底に敷いておく方法がおすすめです。汚れが気になったらラップを交換するだけなので、手間なくポスト内をきれいに保つことができます。

ウッドデッキのお手入れ方法

ウッドデッキの掃除を怠ると劣化が早まる可能性があるため、日頃からきちんとお手入れをしておきましょう。ウッドデッキのお手入れ方法は、以下の通りです。

1. 晴れた日に、全体を水で洗い流します。水圧を利用して、大きな汚れを流しましょう。
2. デッキブラシやモップを使い、擦りながら汚れを落とします。
3. 人工木の場合はそのまま自然乾燥でも構いませんが、天然木製の場合にはさらに水拭きと乾拭きを行い、2日程度自然乾燥させましょう。

デッキブラシやモップを使用する場合は、固すぎると素材を傷つけてしまう原因となるため、適度な固さのものを選んでください。また、板の間に細かいゴミが溜まりやすいため、日ごろから、ほうきをを使った掃き掃除をこまめに行いましょう。

カーポートのお手入れ方法

カーポートの掃除は、高い場所の作業も含まれるため、はしごや脚立などを使用します。安全のために、2人以上で作業を行いましょう。カーポートのお手入れ方法は、以下の通りです。

1. カーポートの屋根に乗っている落ち葉などのゴミを掃除します。水を含むと張り付くため、乾いた状態で落としてください。
2. 雨どいにたまったゴミや落ち葉を、割り箸や小さいブラシなどを使って取り除きましょう。
3. 仕上げに、柱の部分を水拭きして汚れを落としましょう。

カーポートの屋根に登ると、落下事故を引き起こす危険性があり、大変危険です。届かない場所がある場合は、無理に自分でやろうとせずに専門業者に依頼してください。

エクステリアを正しく手入れしよう

本記事では、エクステリアのお手入れ方法について解説しました。外構は、正しいお手入れをこまめに行うことできれいに保つことができます。汚れが蓄積する前に掃除を行うことを習慣化しましょう。お手入れの方法については、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。