【エクステリア】ウッドデッキを設置するメリット・デメリットを解説
庭での活動内容の幅を広げることができる「ウッドデッキ」。木の温かみのある雰囲気がエクステリアの一部にもなるので、ウッドデッキの設置に憧れている方も多いのではないでしょうか?そこで本記事では、ウッドデッキを設置するメリットとデメリットを紹介します。設置時に気をつけたいポイントも併せてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
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ウッドデッキとは
ウッドデッキとは、屋外に設置する木製テラスのことを指します。ウッドデッキは、室内の床から続いているような形で、同じ高さであることが一般的です。また、リビングの延長として捉え、裸足で過ごす方も少なくありません。和風の造りに見られる濡れ縁と似ていますが、床を支える方法や板の張り方などが異なります。
ウッドデッキを設置するメリット
ここからは、ウッドデッキを設置するメリットを紹介します。
遊び場になる
ウッドデッキを設置すれば、子供やペットの快適な遊び場になります。また、第2のリビングとして活用できるため、天候の良い日にはランチやアウトドア感覚のパーティー、外気浴などを楽しむのもおすすめです。ウッドデッキの上に屋根を設置することで、雨の日にも使用することができます。
ただし、バーベキューを行う際や、七輪を使う際は、火の粉や油が飛んで火災の原因になることがあるため、耐火性シートを引くなどの対策をしておきましょう。
洗濯物を干せる
ウッドデッキに十分なスペースがあれば、洗濯物を干すことができます。庭で干すよりも、室内とウッドデッキの往復をしやすいため、非常に便利です。
室内を広く見せられる
ウッドデッキとリビングの床の高さを同じにすれば、視覚効果により室内を広く見せられます。床の色に統一感を持たせることで、より高い効果を得られるでしょう。
ウッドデッキを設置するデメリット
ここからは、ウッドデッキを設置するデメリットを紹介します。
初期費用がかかる
ウッドデッキを設置する際は、住宅の建築コストとは別にお金がかかります。使用する素材や広さ、デザインなどによっては、高額になるケースも珍しくありません。
メンテナンスが必要
ウッドデッキは屋外に設置されており、雨風にさらされています。経年劣化による褪色や腐食は避けられないため、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスの手間を少なくしたい方は、人工木を使ったウッドデッキを選びましょう。
ウッドデッキ設置時に検討すべきポイント
ここからは、ウッドデッキ設置時に検討すべきポイントをお伝えします。
屋根をつけるか
ウッドデッキに屋根をつけるかどうかは、慎重に検討すべき大切なポイントです。設置時のコストはかかりますが、雨や雪、日差しなどからウッドデッキを守ることができるため、耐久性を上げることができます。また、夏場の温度上昇を抑えられることや、雨の日にもウッドデッキを活用できるという点は大きなメリットでしょう。
一方、屋根の上は掃除がしにくいという点や、屋根があることによりせっかくの開放感が損なわれてしまうというデメリットも挙げられます。
どのくらいの広さにするか
利用目的に合わせて、ウッドデッキの広さを検討しましょう。洗濯物干し場として利用する場合や、ちょっとしたリラクゼーションスペースとして活用する場合には、それほど広い面積は必要ありません。しかし、プールを設置して遊んだり、複数人で食事を楽しんだりする場合には、ある程度のスペースが必要です。利用目的や庭の面積とのバランス、予算などを総合的に考えながら検討してみてください。
ウッドデッキの素材と特徴
ここからは、ウッドデッキの素材と特徴を解説します。
天然木
天然木のウッドデッキは、本物の木ならではの温かみのある雰囲気が特徴です。木のぬくもりを感じられるため、触れているだけでもほっと穏やかな気持ちになれるかも知れません。デメリットとしては、定期的なメンテナンスに手間がかかるという点です。トゲやささくれがあると、怪我をしてしまう可能性があるため注意しましょう。
人工木
人工木のウッドデッキは、耐久性の高さとカラーバリエーションの豊富さが特徴です。天然木との劣化スピードを比較すると、人工木の方がはるかに遅く、長い期間にわたり使い続けることができます。シロアリが来ないことや、日焼けの影響を受けにくいことなど、さまざまなメリットがありますが、天然木にこだわりたい方には、少し物足りないかもしれません。
ウッドデッキがあれば暮らしが豊かになる!
本記事では、ウッドデッキを設置するメリットとデメリットを解説しました。ウッドデッキを設置すれば、開放的なスペースを利用して自由に楽しむことができます。ぜひ今回紹介したメリットとデメリットを考慮して、自分の理想に合った選択をしましょう。