外構工事の期間はどれくらい?工期を左右するポイントを徹底解説!
家を建てるにあたり、外構にもこだわりたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?入居までの段取りをスムーズに進めるためにも、工事にかかる期間を把握しておくことが大切です。そこで本記事では、外構工事にかかる期間を作業内容別にお伝えします。工期を左右するポイントについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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【工事の種類別】外構工事にかかる期間
ここでは、外構工事に必要な期間を工事の種類別にお伝えします。それぞれの工事の概要も紹介するので、ぜひ読んでみてください。
オープン外構
オープン外構とは、フェンスや塀などの目隠しを設置しない、開放感の高さが特徴のスタイルです。または、低いフェンスや塀を設置する場合も、オープン外構に含むことがあります。オープン外構の工事を行う場合、工事期間の目安はおよそ1週間ほどです。構造物の数が少ない分、クローズド外構やセミクローズド外構に比べると、工期は短くなります。
クローズド外構
クローズド外構は、家の周りをフェンスや生垣、塀などでぐるりと囲むタイプの外構で、クローズ外構と呼ばれることもあります。プライバシーの保護ができたり、防犯性を高められたりするという点が、クローズド外構を採用する大きなメリットです。全てを囲む分、作業内容の工程やボリュームが格段に増えるため、工期は3週間〜6週間ほどかかります。
セミクローズド外構
セミクローズド外構とは、オープン外構とクローズド外構の両方の特徴を併せ持った外構のスタイルです。例えば、庭の一部のみをフェンスや塀で囲い、そのほかの部分はオープンにするデザインなどが、セミクローズド外構にあたります。オープンにする場所と囲いを設置する場所の比率にもよりますが、基本的には10日間〜3週間ほどが目安です。
【作業内容別】外構工事にかかる期間
ここからは、外構工事にかかる期間を、作業内容別に紹介します。
門柱を作る
門柱とは、門の両端にある柱のことで、ポストや表札、照明などの機能を備えている建造物です。門柱の取り付け工事は、比較的簡単に済むことが多く、既製品の門柱を設置する場合には、1日程度で終わります。オーダーメイドの門柱を制作する場合には、時間がかかることもあるため、業者に相談してみてください。
ブロック塀を作る
家の周りにブロック塀を作る場合、工事の期間は積み上げる高さや長さによって異なります。一般的には、3日〜1週間程度の工期を要することが多いようです。
フェンスを作る
フェンス設置にかかる工期は、2日〜3日ほどです。しかし、重量や高さのあるフェンスを選んだ場合は、基礎工事に時間がかかるため注意しましょう。
駐車スペースを作る
駐車スペースを作る場合は、2日〜3日ほどの工期を考えておきましょう。ただし、駐車台数が多く敷地面積が広い場合は、さらに工期が延びるケースもあります。住みながら工事を行う場合は、その期間に停められる駐車場を探しておいてください。
植栽
草や木を植え付ける植栽は、1日〜2日程度で終わるのが一般的です。工事の内容としては簡単ですが、近年では植栽工事を引き受けてくれる業者が減ってきており、業者探しが難しいという側面があります。重機やトラックが必要になることもあるため、スムーズに計画を進めるためにも、早めに業者を探しましょう。
工期を左右するポイント
ここからは、外構工事の工期を左右するポイントをお伝えします。
打ち合わせにかかる時間
理想の外交を完成させるためには、しっかりと打ち合わせを行うことが大切なので、複数回にわたり打ち合わせが行われることも珍しくありません。そのようなケースも想定して、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
天候不良
外構工事は屋外での作業となるため、スケジュールが天候によって左右されることがあります。特に梅雨時期や台風シーズンなどは、工事の完了が大きく遅れてしまうことも珍しくありません。
外構工事にかかる期間は事前に要相談!
本記事では、外構工事にかかる期間を作業内容別にお伝えしました。外構工事にかかる期間は、規模や作業内容によってさまざまです。打ち合わせ内容や天候などによって工事の完了が遅れることもあるため、しっかりと計画を立てて進めましょう。