住み始めてから外構にこだわりたくなった方や、家の建築を優先して外構を後回しにしてしまっている方も多いのではないでしょうか？外構工事は、住みながらでも施工することが可能です。本記事では、外構工事を住みながら行うメリットとデメリットをそれぞれお伝えします。工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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外構工事は住みながらでも施工できる

実際に入居してから、外構デザインの理想が出てきたり、問題を見つけたりすることは少なくありません。そのため、引き渡し完了後に外構工事を追加するケースも多く見られます。実際に住んでみてから気づいたことをデザインに活かせるため、満足度の高い仕上がりになることが期待できるでしょう。

住みながら外構工事を行うメリット

ここでは、住みながら外構工事を行うメリットを紹介します。

デザインをじっくり考えられる

入居してから外構工事の計画を進めることで、デザインをじっくり考えられるというメリットがあります。実際の家を見る前に外構を作ると、どうしてもイメージが湧きにくい部分があるため、後から後悔するケースも少なくありません。家全体のバランスを見ながら外構デザインを考えられるため、統一感のある雰囲気に仕上がります。

早く入居できる

外構工事には、数週間〜数ヶ月の施工期間が必要なので、工事完了を待っていると引き渡し時期が遅れてしまいます。もちろん、時間に余裕がある場合には問題ありませんが、少しでも早く入居したいとお考えの場合は、外構工事を後回しにしても良いでしょう。また入居前に、玄関アプローチや駐車スペースなどの、最低限の工事のみを済ませておくのもおすすめです。

専門業者に依頼できる

住みながら外構工事を行う場合、住宅の工事とは別に外構専門の業者を選ぶことができます。外構専門業者は、デザインのアイデアも豊富で、何か問題があったときにも、これまでの知識や経験を活かして臨機応変に対応してくれるでしょう。また、ハウスメーカーに依頼するときのように仲介のマージンがかからず、費用を削減することができます。

作業進捗状況をこまめにチェックできる

家に住みながら外構工事を行うと、作業の進捗状況をこまめに確認することができます。何か気づいた点があったときにも、すぐに質問できるので、不安を感じにくいという点も大きなメリットです。

住みながら外構工事を行うデメリット

ここからは、住みながら外構工事を行うデメリットを紹介します。

コストがかかる

建物が完成した後で外構工事を始めると、思ったより費用がかかることがあります。予算オーバーを確実に防止するためには、建物と一緒に見積もりを行い、費用バランスを考えた方が良いかもしれません。

また、住宅を建てて期間が空いてから外構工事を行うと、家と外構の工事が別のものだと金融機関に判断され、外構費用を住宅ローンに含めることができないケースもあります。その場合は、金利の高いリフォームローンを組むか、費用を現金で支払うことになるため注意しましょう。

不便を感じることがある

住みながら工事を進める場合、完成するまでの生活に不便を感じることがあるものです。例えば、駐車場を土間仕上げにする場合、コンクリートが固まるまでの1週間程度は駐車をすることができません。また、作業内容によっては騒音が発生することもあるため、生活に支障が出ることも考えられます。

外構工事がおすすめの方

ここからは、外構工事がおすすめの方とその理由をお伝えします。

安全と防犯面を重視したい方

外構工事を行い、フェンスを設置したり生垣を作ったりすることで、外からの目線を遮ることができます。また、センサーライトや防犯灯、門扉を設置すれば、防犯性を高めることができるので、安心して住める住居を手に入れたい方におすすめです。

車や自転車を大切に乗りたい方

外構工事でカーポートや自転車置き場を設置すれば、酸性雨や紫外線などから大切な車や自転車を守ることができます。また、位置を工夫することで、通行人などから傷付けられるリスクを低減させることもできるでしょう。

外構工事は住み始めてからでも問題なし！

本記事では、外構工事を住みながら行うことの、メリットやデメリットについてお伝えしました。外構工事は、住みながらでも施工することが可能です。予定よりも早く入居できたり、実際に住みながらデザインをじっくり考えられたりするというメリットがあります。すでに住み始めている方も、外構工事を検討されている場合は、ぜひ専門業者に相談してみましょう。