外構工事は雨の日もOK?ベストシーズンや安く済ませるコツを紹介
外構工事を考えているけれど、雨の日にも施工は可能なのだろうか?と心配されている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「外構工事は雨の日も可能か?」という疑問にお答えします。工事のベストな時期や、安く済ませる方法もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
雨の日は外構工事に不向き
外構工事の作業内容には、雨の日に施工できないものが少なくありません。例えば、外構をコンクリート土間にする場合において、コンクリートを流し込む作業中に雨が降り込むと、水分量が上がるため仕上がりが悪くなります。また、防水処理のためにコーキングを行う場合も、雨の日は避けなければならないため、作業日を延期する必要があります。
梅雨時期は外構工事を依頼できる?
梅雨時期であっても、外構工事を依頼できないというわけではありません。ただし、屋外作業は雨の日に施行できないものもあるため、工期が伸びる可能性があることを理解しておきましょう。希望の完成時期がある場合は、早めに業者に伝えておき、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。
施工費用を安く済ませる方法
完成時期の希望が特になく、施工費用をできるだけ安く抑えたいとお考えの場合は、外構工事の閑散期を狙いましょう。外構工事の閑散期は、1月、5月、11月頃が一般的で、これらの時期に着工すると、施工費用を抑えられる可能性があります。また、スケジュールが混み合っていないため予約が取りやすく、希望日を聞いてもらいやすいかもしれません。
外構工事を行うベストなタイミング
ここからは、外構工事を行うベストなタイミングやシーズンをお伝えします。
新築の場合
新築住宅で、新生活が始まるまでに外構工事も終わらせておきたいと、お考えの方も多いのではないでしょうか。引っ越しまでに全て完成させたい場合は、住宅工事の足場を撤去した直後に外構工事を始めるのが理想です。
建築工事と同時に外構工事を行いたい場合は、それでも問題ないかハウスメーカーに確認してみてください。焦って突貫工事になると、満足いく仕上がりにならないこともあるため、業者とスケジュールを調整しながら慎重に進めましょう。
デザインをじっくり考えたい場合
玄関周りや庭のデザインにこだわりたいとお考えの方は、新築の家に住み始めてから計画を進めるのもおすすめです。完成した家に住んでみることで、理想の外構イメージを描きやすくなります。しかし、外構が未完成の状態で住むと不便なこともあるため、デメリットについても理解しておきましょう。
植栽工事の場合
植栽工事とは、外構に木や草を植える工事のことです。植栽工事を行う場合は、4月頃に植え付けを行うことで植物が根付きやすくなるため、春を狙いましょう。落葉樹の場合は、11月頃の葉が落ちて休眠状態になる時期を選ぶと、木への負担を最小限に抑えることができます。
ただし、あまりにも気温が低く、霜柱が降りているような状態では庭木に負担がかかるため、厳寒期は避けてください。木の種類によって適切な植え付け時期は異なるため、不安な方は業者に相談してみましょう。
春に完成させたい場合
春までに外構を完成させて、屋外での花見や外気浴を楽しみたいという場合には、前年の秋には工事の準備を進めておく必要があります。早めに業者に依頼して、11月の閑散期を狙うことができれば、工事費用を安く抑えられるケースもあるため、費用を抑えたい方はぜひ検討してみましょう。余裕を持って準備を進めるためにも、完成させたい時期が決まっている方は、早めに業者に相談することをおすすめします。
外構工事は晴れの日がおすすめ
本記事では、外構工事は雨の日も可能かという疑問にお答えしました。外構工事は、作業内容によっては雨の日に施行できないものもあります。人気のシーズンは、工事の予約が取れないこともあるため、家を完成させたいタイミングから必要な日数を逆算したうえで早めに業者に相談し、着工時期を決めましょう。